
連続猟奇殺人事件をベース作られた映画、
“人間の狂気と極限の愛”R18指定である
先日、園子温監督の「ヒミズ」を観て前作の「冷たい熱帯魚」DVDを観ることにしました。
登場人物も「ヒミズ」の俳優たちがほとんど出演していました。(冷たい熱帯魚→ヒミズですが) 殴る蹴るのバイオレンスを想像していたのですが、それよりも残虐シーンがメインでした。
私の人生で観てきた映画で戦争映画はのぞいて1番残虐シーンが描写された映画だったのではないかと思います。
目をそむけたくたくなる映像ですが、不思議に嫌ではないというか観れてしまいました。 残虐シーンが濡れ場、エロスなシーンをよりいっそう惹き立てて興奮しました。
ヒミズもそうでしたが、主人公に言葉を浴びせて、感情が爆発させるという手法がとてもうまいと思いました。
この映画を観てるとなぜか不思議にスッキリしたというか、とことんやっていて気持ちいいそんな感じです。
印象に残った言葉は「47億年後には地球はなくなっている」「人生ってのは痛いんだよ!」
なんか、ちっぽけなことはどうでもよくなり、
思いっきり生きていく自身が湧き出た気がする
ヒミズを85点と評価しましたが今回の「冷たい熱帯魚」は 95点!
残虐シーンが大丈夫な方は観てほしい。